被害者家族の「助けに」 大坂が全米テニスで5枚目の抗議マスク

 女子テニスの大坂なおみ(日清食品)が8日、ニューヨークで行われた全米オープンのシングルス準々決勝で、人種差別への抗議を示すため1回戦から着用しているマスクに、5月にミネソタ州で起きた白人警官による黒人男性暴行死事件の被害者、ジョージ・フロイドさんの名前入りのものを着用して入場した。

 大坂は決勝までの試合数に合わせて7枚の被害者の名前入りマスクを用意しており、5枚目の披露となった。試合に勝ってインタビューに応じた大坂は、これまでの名前入りマスクを見た被害者の家族からビデオメッセージを受け取ったことを明かし、「痛みを消すことはできないけど、少しでも助けになればと思う」と話した。

 首を地面に押し付けられたフロイドさんが「息ができない」と訴える動画が拡散し、この事件をきっかけに「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命も大事だ)」のスローガンを掲げるデモが全米各地に広がった。(共同)

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