巨人の田中豊がプロ5年目で初勝利 戦力外から這い上がった苦労人

 巨人が19日、阪神を下した。

 緊急事態で最高の結果を残した。巨人の2番手で登板した田中豊は2回を無失点に抑え、プロ5年目で初勝利を手にし、「本当にとてもうれしい」と喜んだ。

 先発のメルセデスが左肘の違和感で降板し、三回からマウンドに上がった。最速152キロの直球を中心に攻め、四回は2死二、三塁としたが、中谷を三直に打ち取った。アクシデントの嫌な流れを断ち切り、後続の救援陣に勢いを生んだ。

 昨季を最後に4年間過ごした日本ハムを戦力外になり、12球団合同トライアウトを受験した苦労人。今季巨人で育成契約から支配下登録を勝ち取り、「背番号19」を与えられるまではい上がってきた。

 「これがスタートと思ってやってきたのが、今日につながった」と9試合目で手にした初白星は格別な様子。宮本投手チーフコーチは「(背番号に)似合う成績を残してもらいたい」と、今後の飛躍に期待を寄せた。(小川寛太)

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