GPシリーズで羽生見られる!コロナ禍のなか6大会開催へ/フィギュア

 国際スケート連盟(ISU)は4日、フィギュアで10月に開幕する今季のグランプリ(GP)シリーズの全6戦を予定通り実施すると発表した。ISUが3日にオンラインで開いた理事会で決めた。新型コロナウイルスの感染拡大で通常開催が困難な状況にある中、男子の羽生結弦(25)=ANA=は3連覇が懸かる2022年北京冬季五輪のプレシーズンを迎える。

 ISUが北京五輪プレシーズンの本格開幕を告げるGPシリーズを開催すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、各国に渡航制限が出ていることで通常通り開催ができないため、各大会の出場者は地元の選手や開催国で練習している選手などに制限する。

 GPシリーズは第6戦のNHK杯(11月27-29日、大阪・東和薬品ラクタブドーム)のほか、米国、カナダ、中国、フランス、ロシアで予定通り6大会を開催。上位6人、6組が進出するGPファイナル(北京)は12月に組まれているが、開催時期などを今後調整する。

 GPシリーズの詳細が未定だったため、日本連盟は国際競技会の派遣選手選考基準の発表を見送っているが、五輪3連覇が懸かる羽生は練習拠点で行われるスケートカナダ(10月30日-11月1日、オタワ)、NHK杯の2大会に出場するとみられる。

 日本連盟は情勢を考慮し、羽生が例年シーズン初戦としていたオータム・クラシックなど、GPシリーズに次ぐ格付けのチャレンジャー・シリーズ計5大会への選手派遣を中止すると7月に発表。日本連盟の竹内洋輔強化部長(40)は「(選手の)試合勘が薄れていると聞いている。模擬試合的なものを行う必要があるか検討していく。いろんな側面でサポートしたい」と話していた。

 羽生は昨季、GPファイナルで宿敵のネーサン・チェン(米国)に敗れた。7月には「ISUスケーティング・アワード」の表彰式にリモート参加して明るい表情を見せ、「自分が欲する結果を出したいし、ファン、コーチが期待するものをかなえていきたい」と決意を示していた。巻き返しを期す五輪プレシーズン。難局を乗り越えた先に北京がある。

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