明石商・来田、高校34号3ラン含む5打点 中日スカウト「甘いタマを1球で仕留める」

 昨春夏甲子園4強の強豪・明石商が2日、高校野球兵庫独自大会3回戦・対加古川東戦(高砂)で、7-0の七回コールド勝ち。プロ注目の主将・来田涼斗外野手(3年)が先制2点打&高校34号3ランと5打点の大暴れを演じた。

 滞空時間の長い飛球が右翼の木立に向かっていった。六回無死一、二塁で高めのストレートを仕留めた。高校通算34号3ラン。コールドの権利を得る7点に届かせて、来田はホームにかえってきた。

 「コンパクトに打とうと思ったのが結果につながった。調子が悪かったので、下の力を使って振ることを心掛けました」

 公式戦でのホームランは「夏の甲子園以来ですね」といい、昨夏準決勝の履正社戦(●1-7)で放った先頭打者弾から1年ぶり。二回2死満塁の第2打席では右前へ先制2点打。4打数2安打で5打点をたたき出した。

 昨春選抜準々決勝・智弁和歌山戦(4-3)での先頭打者弾&サヨナラ弾の離れ業で名前を売った、大舞台に強い男。勝負強さを問われて「きょうは仲間がつないでくれたチャンスだったので」と控えめだが、狭間善徳監督は「大きな大会で力を発揮する男やから」と認める。

 ネット裏には7球団のスカウトが集結。阪神・熊野スカウトは「バットスピードが速く力強さがでてきている」、中日・中田アマスカウトアドバイザーも「甘いタマを1球で仕留めるよね」と評価。ドラフト候補としても注目される来田の、残された高校野球は今大会あと2試合勝ち進んだあとは8月16日の甲子園交流試合(対桐生第一)。

 「3年間の集大成なんで、日頃やってきたことを十分出せるようにしたい」。何か持ってる男のパフォーマンスが楽しみだ。

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