大谷はうつむいたままベンチへ 二刀流完全復活は道遠し

 米大リーグ、エンゼルスの大谷翔平(26)の投手復帰戦はほろ苦い結果になった。26日にオークランドで行われたアスレチックス戦で1死も奪えなかった。敵地ながら無観客の静寂の中で降板する際はうつむいたまま。一瞬だけ顔が上がったときの表情も険しいものだった。

 試合後はオンライン取材に応じ、登板前の心境を「緊張はもちろんするし、リズムというか、スケジュールも含めて久々だった」と振り返る。手術を受けた右肘の不安を問われると「腕がいまいち振り切れてなかったというのは全体的にある」との答えにとどめた。

 コロナ禍で復帰へのスケジュールは修正を余儀なくされた。しかも開幕前のキャンプでの実戦は同僚相手にしか投げないなど、調整が難しかった部分はあるものの「それは言い訳にはならない」と語った。

 選手生命に関わる大手術だっただけに、投打の「二刀流」の完全復活までは苦難の道のりを予感させる。「反省はもちろんしたいし、切り替えて集中したい」と巻き返しを誓った。(共同)

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