羽生結弦、“初代”最優秀選手賞に「大変光栄」 黒スーツで動画登場/フィギュア

 フィギュアスケート男子で冬季五輪2連覇の羽生結弦(25)=ANA=が12日、国際連盟(ISU)がフィギュアで新設した2019~20年シーズン「ISUスケーティング・アワード」の「最優秀選手賞」に輝いたことを受けて、日本連盟の公式ツイッターに動画で登場した。ファンに向けて喜びと感謝のメッセージを送った。

 11日に発表された“初代”最優秀選手賞の受賞から一夜明け、羽生は黒のスーツ姿で動画に登場。穏やかな表情で喜びを表現した。

 「大変光栄に思っているのと同時に、まさか賞をいただけるとは思わなかったのでとてもびっくりしている」

 競技実績やフィギュア界に対する貢献度が選考基準。昨年のグランプリ(GP)ファイナルで羽生に勝った“ライバル”ネーサン・チェン(21)=米国=らを抑えての受賞となった。羽生は昨季途中で異例の演目変更に踏み切り、五輪2連覇を達成したプログラムで挑んだ2月の四大陸選手権で初優勝。男子で初となるジュニアとシニアの主要国際大会の完全制覇を果たしていた。

 新型コロナウイルスの影響で、カナダ・トロントの羽生の練習拠点も3月中旬に閉鎖。練習の場を失っていたが、6月中旬に再開された。今季に向けて動き始めた羽生の心にあるのは、コロナ禍に加え九州を中心とした豪雨災害に苦しむ人々、ファンの存在だ。

 動画でも「大変な状況が続いていますが、どうか、お気をつけてお過ごしください。これ以上被害が拡大しないことを祈っています」。地元仙台で東日本大震災を経験した羽生らしく、励ましのメッセージを送った。

 今季の予定は未発表だが、例年は9月のオータム・クラシック(カナダ・オークビル)で初戦を迎える。“打倒チェン”も期すシーズンへ「自分の理想のスケートを追い求めて頑張っていく。より強く、うまくなりたい」。自分のスケートを貫き、王座奪還に挑む。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ