23年ぶりの月曜決戦! 開幕戦最終Rは悪天候順延/国内女子

 国内女子ゴルフツアーの今季開幕戦「アース・モンダミンカップ」(千葉・カメリアヒルズCC)の最終ラウンドは28日、悪天候のため29日に順延となった。ツアー制度が施行された1988年以降、予備日の月曜に持ち越すのは1997年「日本女子オープン」以来で2度目。通算11アンダーで単独首位の田中瑞希(21)=フリー=らは異例の“水入り”をへて、頂点を目指す。

 無観客開催など新型コロナウイルス対策を徹底して112日遅れの今季開幕となった異例ずくめの大会に、月曜決着という“珍記録”まで加わった。この日は朝から雨が降り続き、大会主催者は第1組のスタートを3時間遅れの午後1時にすると一度は発表。しかし梅雨には勝てず、この日は中止して29日に順延することを決めた。

 女子ツアーで予備日が使用されるのは、1997年の国内メジャー「日本女子オープン」以来23年ぶり2度目。開幕戦ではもちろん初めてだ。

 ツアー規定では72ホール競技(4日間大会)の場合、36ホールを消化すれば競技は成立する。今回の場合は前日の第3ラウンド終了時点で首位の田中が優勝となるが、この大会は72ホールの完遂を目的に予備日を設定しており、予備日の29日に最終ラウンドを持ち越すことになった。

 注目の渋野日向子(21)=サントリー=は予選落ちしたものの、フレッシュな若手が優勝争いを展開。渋野と同学年の“黄金世代”で初優勝に挑む田中は、順延の知らせに「流れはあるけど、今日一日リフレッシュして新たな気持ちでできると思う。緊張はしていません」と自然体で受け止めた。

 3打差の2位につける2000年度生まれの“ミレニアム世代”、古江彩佳(20)=フリー=は「え、そうなんですか」と驚きつつ、「キャディーさんと相談して戦略などを立てたい」と切り替えた。同じく2位からツアー史上初のプロデビュー戦勝利を狙う18歳の西郷真央(大東建託)は「今日一日で体力回復できるし、いい調整ができる」とプラス思考だ。

 ニューヒロイン誕生の“お楽しみ”は、月曜に取っておく。この悪天候は誰にとっての恵みの雨となるか。(新里公章)

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