プロ野球、観戦スタイルは制限へ ジェット風船など感染リスク高、ヤクルトの傘振り「東京音頭」はOKか

 19日に無観客で公式戦が開幕したプロ野球は22日、オンラインで12球団代表者会議を開き、7月10日から観客を入れて開催する方針を決めた。今後は各球場の上限入場者数などを検討する。会議に先立って行われたJリーグと連携する「第10回新型コロナウイルス対策連絡会議」では、感染症の専門家チームから、感染リスクを下げるための応援スタイルの変更などが求められた。

 入場できても、ファンの応援や観戦スタイルは大きく変わる。感染症の専門家チームは5月22日に改定した「提言」の中で、観客に対する感染予防策を挙げ、リスク評価を具体的に示している。

 【感染リスク高】(1)ジェット風船(2)肩組み、飛び跳ねなど集団での動きが伴う応援(3)指笛(4)トランペットなどの鳴り物-など。

 【感染リスク中】(1)応援団の指揮による歌唱、拍手(2)プレーのたびの拍手や声援-など。

 【感染リスク要検討】応援タオルを回す、横に広げて左右に振る。

 ジェット風船の自粛はオープン戦から各球団が呼びかけており、応援団への交渉も済ませている。日本野球機構(NPB)は有観客での開催に備えたガイドラインを作成中で、感染リスクが高いものは盛り込まれる可能性もある。専門家チームに意見を仰いだ上で7月10日までに発表し、ファンに理解を求める予定。ヤクルトの得点時にファンが『東京音頭』を歌いながら小さな傘を振る名物応援は、感染リスクが低いとされる。

 また、5月の提言では「ビールなどの飲料販売をやめるなどの措置により、一定時間マスクを着用せず飲酒・食事を続ける観客を減らす案を検討すべき」としていた。

 斉藤コミッショナーは「基本的な応援の方法はその通りだと思う」としたが、アルコールの販売については「今はカラオケなどでもお酒を出してサービスすることになってきている。4、5月とは状況が違うんじゃないかということで、(専門家チームの)先生方に検討していただくことをお願いをした。返事を受けて対応する」と語った。

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