渋野日向子「笑顔で会えるまで我慢の時」 所属プロ初のホステス大会も中止に

 ついに中止は7月に突入した。日本女子プロゴルフ協会などは8日、新型コロナウイルスの影響で、宮里藍サントリー・レディス(6月11~14日=兵庫・六甲国際GC)。さらに3週後の資生堂アネッサレディス(7月2~5日=神奈川・戸塚CC)の中止を発表した。

 サントリーは今季から渋野日向子(21)が所属プロとなり、ホステス大会となるはずだった。渋野は「所属プロとして、初めて臨む大会が中止になった事はとても残念ですが、皆様と笑顔で会えるように今は我慢をする時だと感じています。今は私に出来る事をしっかりとして、開催に向けて調整を続けていきます」とコメントを発表。

 大会事務局は「無観客やいろんな可能性を考えたのですが、選手からも開催に不安の声が挙がっていた。安全を考慮すると、中止と判断しました」と苦渋の決断をくだした。

 また、昨年新設された資生堂アネッサは、渋野が2勝目を挙げ、初代女王になった大会。ニチレイ・レディス、アース・モンダミンカップ(ともに千葉)に先駆けて、2か月前に早々と中止を決めた。

 戸塚CCはJRの東戸塚駅、相鉄線の二俣川駅からバスで10分ほどと、首都圏エリアに一番近く、ギャラリーが足を運びやすい。昨年は悪天候にもかかわらず4日間で2万4076人が詰めかけ、今季は4万人を想定していたという。

 大会事務局は「(中止決定が)早いと思われるかもしれませんが、これから2カ月で激変する保証はないので」と説明。

 「周辺が住宅地の会場に、選手、キャディー、スタッフやメディアも含め、約500人が移動してくることになる」と無観客での開催も見送らざるを得なかった。

 広大な屋外で、3密とは一番遠いゴルフが7月の中止を決めたことは、他のプロスポーツにも大きな影響を及ぼすことになりそうだ。 (塚沢健太郎)

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