ロッテ・安田、羽生九段本で魂磨き

 2018年ドラフト1位で3年目のロッテ・安田尚憲内野手(21)は16日、球団寮内で素振りなどのトレーニングを行った。チームは活動休止となる中、空き時間は読書に励む。最近読んでいるのは、将棋の羽生善治九段(49)の著書「決断力」。他分野からもヒントを得て、自身のプレーに生かす。

 プロ3年目の飛躍へ。安田が、国民栄誉賞にも選ばれた名人に学ぶ。

 「空いている時間に積極的に読書をするようにしています。今は他の分野の本を読んで人生(野球)のヒントを探しています」

 チームが活動休止となる中、さいたま市の球団寮でウエートトレーニングなどを行った後、球団を通じてコメントした。読んでいる本として例に挙げたのが、羽生善治氏の著書『決断力』(角川書店、2005年発売)だ。

 同作品は勝負の分かれ目にある「集中力」と「決断力」をテーマに書かれたもの。将棋の世界で数々の名勝負を繰り広げ、頂点に君臨してきた羽生氏が勝負の極意について書き下ろしている。

 他にもスティーブン・R・コヴィー氏の『7つの習慣』、田口佳史氏の『超訳 孫子の兵法 最後に勝つ人の絶対ルール』を挙げた。昨季は1軍出場がなかったが、イースタン・リーグで本塁打王と打点王の2冠。オフにはプエルトリコのウインターリーグに初参加し、15試合に出て打率・349、9打点の成績を残した。躍進を目指し、本を読んで心の中も鍛える。

 前日15日が21歳の誕生日。集まってのお祝いなどはできない状況だが、寮で種市から青森産のリンゴジュースをプレゼントされたという。

 「青森のリンゴが心に染みました。今はこういう状況なので、できることをしっかりとやって、いつシーズンが始まってもいけるように心と体を準備していきたい」と誓った。(石井孝尚)

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