ゴルフのツアー中止、なぜ一気に発表できないのか 日本と米国で2つの違い

 日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)などは「KKT杯バンテリン・レディス」(4月17-19日・熊本空港CC)の中止を3月31日、発表した。

 2月に渋野日向子(21)は「バンテリン」の興和(本社・名古屋市)とスポンサー契約したばかり。

 ロゴの入った帽子でプレーするはずだった渋野は「契約プロとして臨む大会でとても楽しみにしていましたが、地元の方々や選手、大会関係者の皆様の安全を第一に考えて下さった決断だと思っています」とコメント。

 「今は自分自身もこれ以上の感染拡大の防止に努め、いつ開幕しても力を発揮できるよう、引き続き気持ちを持って調整を続けていきたいと思っています。1日でも早くファンの皆様に会えるのを楽しみにしています」と心境をつづった。

 女子ツアーは前日30日の「スタジオアリス女子」(4月10-12日・花屋敷GCよかわC)に続き、2日連続の中止発表。米ツアーは早い段階で、男子が5月14日まで、女子が5月3日までの延期、中止を一気に決めているが、国内ツアーは男女ともに、1試合ずつの発表となっている。

 この違いについてJLPGAの小林浩美会長(57)は「早くお知らせしたいのはヤマヤマ。しかし、1試合ずつ主催者が違うのが、日本ツアーの特徴。ギリギリまで検討している」と苦しい胸の内を明かす。

 さらに「アメリカの疾病センターのように『8試合ダメだよ』みたいのがあると、やりやすいのかなというのはある。日本の政府は、度重なる見解が、バタバタ出たりして、日々状況が変わっている」と、対応の早い米国との違いを指摘した。

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