東京五輪延期を受け鷹戦士が反応、柳田「仕方ない」

 ソフトバンクの柳田悠岐外野手(31)が25日、タマホーム筑後にて2軍の残留練習で汗。前日24日に安倍晋三首相(65)と国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長(66)の電話会談で、1年程度の「延期」で一致した東京五輪について、慎重に言葉を選んで反応した。

 「残念ですけど、仕方がない。未来のことはわからないので」

 昨年11月に手術した右肘は順調に回復し、すでに実戦での調整を重ねてきた。2度の首位打者にトリプルスリーなど数々の記録を打ち立ててきた球界の顔は東京五輪出場に意欲を見せてきたが、理解を示してうなずいた。改めて2020年の目標を問われると「全部(試合に)出て、キャリアハイ」と即答。すぐさま前を向く姿が、柳田らしかった。

 右前腕部の違和感でノースロー調整が続いている千賀滉大投手(27)はリハビリ組なだけに「何も話せることはないというのが現状です」。それでも「いち国民として思ったのは、野球はシーズンの中で取り組むと思いますけど、他の種目の人はそこ(五輪)に向けてやっている。伸びるというのは想像ができない」。今年の自主トレでは2008年の北京五輪で金メダル獲得に貢献したソフトボールの上野由紀子投手(37)=ビックカメラ高崎=と汗を流しただけに「身近な人がいるから、そういう感情があります。想像ができない」。五輪に向けて調整してきた選手に言葉を失うしかなかった。

 昨年の「プレミア12」で世界一に輝いた選手も反応。アンダースローで世界にインパクトを残した高橋礼投手(24)は「いつになるのかわからないですけど、そのとき元気に野球ができていたら」。セットアッパーとしてフル回転した甲斐野央投手(23)も「そこ(東京五輪)に入りたい気持ちもありますが、まずは治すこと」。東京五輪選出に意欲を示し、まずは自身のリハビリを慎重に進めていくことを強調した。

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