全仏テニスは全米の1週間後!? 大坂なおみも戸惑い、全米テニス協会は不満あらわ

 フランス・テニス連盟は17日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて5月24日に開幕する予定だった全仏オープンを延期すると発表した。新たな日程は9月20日~10月4日。グランドスラム(4大大会)の一つが延期されたことはネットでも大きな波紋を呼んでいる。

 男子のプロツアーは4月下旬まで、女子は5月上旬まで試合が行われないことが決まっている。だが、全仏オープン延期の衝撃度は大きく、ダニエル太郎選手(エイブル)は「自分の頭のなかでこのシーズンの計画がどうかなるかも計算できなくなってきちゃいました クレーシーズンはまだあるのかそれとも芝からスタート?」とツイッターに投稿した。大坂なおみ選手(日清食品)も仏語で「excusez moi(すみません)???」とつぶやき、戸惑っているようだった。

 ダニエル太郎が心配したように、プロツアーには4大大会と深く関わる「シーズン」という考え方がある。例えば、クレーコート(土)の大会である全仏オープンが開催される5月より前の時期は「クレーシーズン」と呼ばれ、欧州などでクレーコートの大会が開かれる。トップ選手らは、球足が遅くストローク主体の展開が多いクレーコートの大会でプレーを調整し、現地の環境に身体を慣らしつつ全仏オープンの大舞台に挑むという流れだ。ボールが滑るように弾むというグラスコート(芝)のウインブルドン(6月)、パワフルな選手が有利とされるハードコート(セメントやアクリル樹脂など)の全豪オープン(1月)と全米オープン(8月)の前の時期にも同じことが言える。

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