大相撲、無観客開催で発見も 好角家「神事のよう」「何かが召喚される?」

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、大相撲春場所(エディオンアリーナ大阪)の初日が8日、史上初の無観客で開催された。いつもとは違う土俵に違和感を覚える力士たちがいる一方で、テレビなどで応援した好角家は新たな発見に喜んだようだ。

 豪快な塩まきで人気を集める照強は石浦に敗れ、塩をまいたときに歓声がなかったことに戸惑いを感じたと話した。結びで遠藤を破った横綱白鵬は無観客について、「ああだこうだはない。1日が終わったなというだけです」と語った。

 ツイッターでは、テレビなどの中継で応援したファンらが「こんなに寂しい土俵入りはみたことがない」「無観客悲しい 静かすぎる」などと嘆いた。逆に「息づかい、体を叩く音、場内に響く拍子木の澄んだ音」「弓取りのブンブンという音がしっかり聴こえて新鮮でした。解説の方もやや戸惑ってるようですが、コレはコレで面白いと思います」などと静けさを楽しもうという声もあった。

 さまざまな見方があったが、相撲に神事の側面があることを改めて感じたという人が多かったようだ。日本相撲協会によると、はるか昔、相撲は「その年の農作物の収穫を占う祭りの儀式」として行われたという。

 伝統の息吹を感じたのか「無観客の大相撲、どんだけさみしいのかと思ったら意外と集中できて面白く見れた、儀式っぽい」「拍子木の乾いた音の響、横綱の呼吸、土俵を擦る音。普段は聞こえない行事の声。動作一つ一つが神格化された儀式みたい」「取り組み前の一連の動きは神様に捧げる儀式のようだ」などの投稿が相次いだ。また、「無観客になることで一気に“神聖な儀式”感出るな 取り組みの最中に土俵上になにか(不思議なものが)召喚されそう」と、現実離れしたものさえ感じたというユニークな感想も出ていた。

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