4回転回避し好演 自己ベスト上回った紀平梨花

 オランダのハーグで行われたフィギュアスケートのチャレンジ・カップ最終日。2002年のジュニア・グランプリ(GP)ファイナルで安藤美姫が世界初の4回転サルコーを成功させた時と同じリンクに紀平梨花(関大KFSC)が立った。日本女子2人目の偉業へ最初のジャンプに注目が集まったが、選択したのは3回転。はやる気持ちを抑えて勝負に徹し、ほぼ完璧な演技で参考記録ながらフリーの自己ベストを上回り「どのジャンプもきれいに着氷することができてよかった」と誇った。

 「極限の集中力」をテーマに臨んだ。約2週間前の四大陸選手権では回転が抜けた一つ目のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を華麗に決めて連続ジャンプにつなげると、単発の3回転半も出来栄えで2点以上の加点を引き出し、演技後は右拳を突き上げた。

 「ロシア三人娘」以外には今季無敗のまま向かう大一番へ「まだ90点くらい。この構成でもっと滑り込んでベースをつくり、その上で4回転を入れられたら」と思いをはせた。(共同)

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