石川遼、逆転五輪出場へ勝負の米2連戦 2番手・今平とは大きな差も「可能性がある限りは」

 大逆転五輪出場へ勝負の2連戦だ。石川遼(28)が20日に開幕する世界ゴルフ選手権シリーズのメキシコ選手権(クラブ・デ・ゴルフチャプルテペック)に出場する。16日発表の世界ランキングは85位で、各国上位2人に出場権が与えられる東京五輪枠の日本勢3番手。36位の今平周吾を逆転するには、ポイントの高い米ツアーで上位に食い込むしかない。3年ぶりの北米上陸で、ミラクルを起こせるか。

 男子ゴルフツアーは人気面で女子に押されっぱなしだが、五輪出場争いの注目度でも、まったく歯が立たない。

 女子は畑岡奈紗が4位、渋野日向子が12位、鈴木愛が15位と大激戦。15位以内に入れば最大4人が出場できるため、目が離せない戦いが最後まで繰り広げられる。

 一方、男子は松山英樹が21位、今平が36位で、次の石川は85位と大きく離され、今から逆転する可能性が低いため、ほとんど話題になっていない。しかし、石川に思わぬチャンスが転がり込んできた。

 メキシコ選手権は2月10日発表の世界ランク50位、昨年の日本ツアー賞金ランク上位2名に資格があり、日本からは松山、今平、石川が出場。昨年賞金王の今平が10日発表の世界ランク枠で出場資格を得たため、同3位の石川が繰り上がった。

 石川は翌週のホンダ・クラシック(27日)にも主催者推薦で出場。2017年まで5年間、米ツアーに参戦も、腰のケガで撤退しており、米本土での試合は3年ぶりとなる。

 五輪出場へ石川は「6月までの間の出る試合で、優勝を目指して頑張っていくことしかできない。可能性がある限りは、最後の1週間まで諦めたくない」と意気込みを語る。

 この2試合で世界ランク50位以内に入れば「アーノルド・パーマー招待」(3月5日から)と、「ザ・プレーヤーズ選手権」(12日から)。また64位以内に入れば「世界ゴルフ選手権-デルテクノロジーズマッチプレー」(3月26日から)への出場資格を手にすることができる。

 今大会をタイガー・ウッズは欠場。米PGAツアー公式サイトの優勝予想は前年覇者のダスティン・ジョンソン(米国)。前週の「ジェネシス招待」で5位タイに入った松山は7番手で、今平、石川は10番手以下となっている。

 男子の五輪出場は6月22日時点の世界ランクで決まるが、そこまで国内ツアーはたった6試合。そこでポイントを上げるのは至難の業だけに、米ツアー出場で五輪への道を拓きたいところだ。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ