羽生が公式練習で「SEIMEI」披露 7日のSPは23番目登場へ フィギュア四大陸選手権

 伝説のプログラムが五輪2連覇を果たした韓国の地でよみがえった。

 羽生は5日の公式練習でSP曲「バラード第1番」を披露したのに続き、この日の公式練習では映画「陰陽師(おんみょうじ)」の曲を使うフリーの「SEIMEI」を演じた。

 冒頭などの象徴的な動きは残しつつ、演技時間が30秒短くなった五輪後の新ルールに対応した4分のプログラムは、本番が9日とあってまだ調整段階。五輪では外していた演技冒頭の4回転ルッツが2回転でほどけ、続く4回転サルコーは転倒した。その後もジャンプが乱れた。

 それでも、曲をかけた演技後に、ジャンプの軌道や踏み切りのタイミングを即座に修正。4回転サルコーや4回転-3回転の2連続トーループを着氷させた。曲をかける前には4回転ルッツも降りていた。

 今大会でSP、フリーとも平昌五輪のプログラムに戻す転機となったのが、昨年末の全日本選手権後のアイスショー「メダリスト・オン・アイス」で「SEIMEI」を演じたことだった。体になじんだ曲で滑り、「ものすごく自分でいられる」とシーズン中に異例のプログラム変更へとかじを切った。

 公式練習前にはSPの滑走順抽選が行われ、25選手中の23番目で滑ることが決定した。過去3度の出場はいずれも2位。主要国際大会で唯一、手にしていない四大陸選手権のタイトル奪取へ、「自分らしく」を掲げて銀盤に立つ。(田中充)

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