U-23森保監督“去就問題”逆風止める!3連敗NO、15日因縁カタール戦

 サッカー男子・U-23日本代表合宿(14日、タイ・バンコク)東京五輪アジア最終予選を兼ねるU-23(23歳以下)アジア選手権で1次リーグB組で2連敗して敗退が決まった日本は、15日午後8時15分(日本時間同10時15分)から最終戦でカタールと対戦する。14日は現地で最終調整。逆風が強まっている森保一監督(51)は意地でも勝利をつかまなければならない状況となった。 

 3連敗での帰国は許されない。気温30度を超える中、うっすら汗を浮かべる森保監督。暑さのせいだけではないだろう。言葉の端々には危機感がにじみ出ていた。

 「選手たちが悔しさを表現してくれることを期待している。対戦相手がどこでも勝利を目指してやっていきたい」

 決勝までの6試合を東京五輪の予行演習と位置づけていた。残り1試合を消化試合にするわけにはいかない。遅きに失した感はあるが、選手たちは2連敗した後にミーティングを開き「勝つためにやるべきことをやろう」と話し合った。最終調整では活気ある声が響き渡った。

 相手は前回大会3位のカタール。昨年1月のアジア杯決勝でA代表が1-3で完敗した相手だ。スペイン出身のサンチェス監督はA代表と五輪代表を兼任。森保監督としては、同じ相手に2度も負けるわけにはいかない。ポジショニングなどを時間帯で変えてくる老練な敵将に対し「ベンチからも指示をしなければいけない」と対抗心を燃やした。

 前日13日に日本協会の田嶋会長、関塚技術委員長は指揮官をサポートする意向を表明した。続投が基本路線であることに変わりはないが、采配面で相手に差をつけられ、3連敗となれば、逆風がさらに強まることは間違いない。

 「勝つため、勝利を目指して戦う」と、厳しい眼差しで選手たちの動きを追った森保監督。因縁の相手から五輪イヤー初勝利を挙げ、逆風に歯止めをかける。(山下幸志朗)

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