渋野日向子、東京五輪へ“もうひとつの試練” 多忙オフ乗り切れるか…紅白など年末特番の目玉に

 女子プロゴルフの今季最終戦「LPGAツアー選手権」(1日・宮崎CC)で、渋野日向子(21)は2位タイに終わり、逆転賞金女王には届かなかった。しかし女王に輝こうと、2位に終わろうと、新たな国民的ヒロインを世間はこれからも放っておかない。実質のルーキーイヤーを終え、オフも多忙を極めそうな「スマイリング・シンデレラ」。高まる一方の周囲の期待と引きも切らないオファーに笑顔を曇らせることなく、目標に掲げた2020年東京五輪出場へ向かえるだろうか。(塚沢健太郎)

 賞金ランク1位の鈴木愛(25)が今大会10位以下で、自身が単独2位以上なら逆転女王。渋野の最終日は3バーディー、1ボギーの通算7アンダーで、優勝のペ・ソンウ(25)に4打及ばず、2位タイで賞金総額は約1億5261万円となった。5位タイに滑り込んだ鈴木には約757万円届かず、賞金ランクも2位にとどまった。

 それでも、激動の1年を終えたシンデレラにはスマイルがあふれた。

 「悔しさはまったくないです。最初はシードを狙った年に、賞金ランク2位は予想外。神様が“まだ1位になるには早いよ”と試練も与えてくれたのかな。足りないところがたくさんあるので、頑張っていかなければいけないと思わせてくれた2位」。一点の曇りもない納得の表情だった。

 今後の目標や予定を聞かれると、「とりあえずポケモン(ニンテンドースイッチのゲーム)を全クリ(完全制覇)したい。12月中に終わらせたい」「クリスマスイブに親知らずを抜きます。悲しいクリスマスですよね(笑)」と、しぶこ節を連発。会見が終終わるや、実家のある岡山ではなく羽田行きの飛行機に飛び乗った。

 大注目となった今回の最終戦は、全英優勝から帰国直後の大会以降、すっかり姿をみせなくなっていた朝の情報番組などのテレビカメラが久々に多数来場。オフは年末特番の目玉として、引っ張りダコとなっている。

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