阪神・近本、虎レジェンドに誓った「85年、03年、05年のようにもう一度、感動と感激を!」

 レジェンドに誓った! 「OB会懇親会」に出席した阪神・近本光司外野手(25)は30日、「敢闘賞」を受賞。元監督の吉田義男氏(86)や掛布雅之氏(64)らから次々と活躍をねぎらわれ「1985年、03年、05年のように感動と感激を」と優勝を約束した。

 吉田義男氏、安藤統男氏、小山正明氏、掛布雅之氏…。伝統を作ってきた先輩たちを前に、近本の背筋は伸びるだけ伸びた。反り返りそうになるほど恐縮しながら、今の虎を背負う男として、力強く言い切った。

 「85年と03年と05年のようにもう一度、感動と感激を…。自分たちも引き継いで、後世につないでいかないといけない」

 日本中の虎党を歓喜の渦へと導いた3度のリーグ優勝を引き合いに出した。今季までオーナー付シニア・エグゼクティブアドバイザー(SEA)を務めた掛布氏から言葉をもらうと直立不動。身でも心でもタテジマの重さを感じた。だから壇上のあいさつで「来年は2年連続で盗塁王をとり、15年ぶりのリーグ優勝、日本一に向けて引っ張っていきます」と誓った。

 ルーキーイヤーの今季、36盗塁でタイトルに輝いた。159安打で1958年に長嶋茂雄氏(巨人)が打ち立てたセ・リーグの新人安打記録を塗り替えたりもした。しかし、目標としていた新人王はヤクルト・村上との激戦の末、敗北…。

 「新人王、残念だったな」

 「よくやった」

 「来年が大事」

 「来年しっかりやるために一番大事なのは、けがをしないこと」

 OBたちからのねぎらいが身に染みた。悔しさを和らげてくれた。

 「ずっと関西でタイガースしか見てこなかった」

 淡路島出身で兵庫・社高、関学大、大阪ガスと常に虎と近所だった。

 「メディアに取り上げられてきた方が目の前にいるというのは、1年前には思ってなかったことなので」

 改めて自覚した。聖地を駆け回れる現役選手として、使命がある-。今を生きる近本自身が、虎の系譜をしっかりと継ぐ。(竹村岳)

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