福田がロッテに!6球団争奪戦制す、美馬に続きFA補強大成功

 ロッテは26日、ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使した福田秀平外野手(30)の獲得を発表した。権利を行使した上での残留を認めていたソフトバンクを含め、西武、楽天、ヤクルト、中日との争奪戦を制した。前日25日には楽天からFA権を行使した美馬学投手(33)の獲得を発表したばかり。球団史上初めて同一年に2人のFA選手獲得に成功した。

 ロッテが、FA戦線の“勝者”となった。福田が決めた新天地は、千葉・幕張。この日午後、福岡市内のソフトバンクの球団事務所に退団のあいさつに訪れ「すごく悩んだ1カ月だった。(ロッテは)スピードのある選手が多い。しっかり争って勝ち抜けるように頑張りたい」と明かした。

 西武、楽天、ヤクルト、中日との“争奪戦”を制したロッテの松本尚樹球団本部長(49)は、「まだ、整理ができていない。うれしさと驚きもある」と興奮を抑えきれなかった。

 ZOZOマリンスタジアム内で契約更改交渉中だったが、福田の代理人から連絡が入り、楽天からFA権を行使した美馬に続く吉報が届いた。松本本部長は、福田の東京・多摩大聖ケ丘高時代の担当スカウト。結ばれた縁に、感慨もひとしおの様子だった。

 4年総額約4億円の条件は抜きんでたものではなかったが、同本部長は「井口監督と鳥越ヘッドの力も大きかった」と明かした。鳥越ヘッドコーチは福田が入団した2007年のソフトバンク2軍内野守備走塁コーチ。当時、父を亡くした福田を励まし続けた恩人でもあり、電話で何度も連絡を取り、井口監督と熱意を伝えていたという。

 同一年に複数のFA選手を獲得するのは球団初の“快挙”。昨季過去最高の収益を上げ、球団初の黒字化を達成するなど経営努力も目立っており、昨季も広島からFA権を行使した丸の獲得に乗り出すなど、積極的にチーム強化に投資を始めている。

 「ドラフトで佐々木投手も取れて、いい風は吹いている」と松本本部長。15年ぶりのリーグ優勝を目指す来季へ、追い風が吹いている。

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