巨人・坂本勇、進化続けて手にした13年目でのMVP

 プロ野球の年間表彰式「NPBアワーズ」が26日、東京都内のホテルで開かれ、今季の最優秀選手(MVP)にセ・リーグから巨人の坂本勇人内野手が初選出された。

 プロ13年目で初めて手にしたMVP。坂本勇は「プロ野球選手になって、この賞をもらえるとは夢にも思っていなかった。素直にうれしい」と喜んだ。5年ぶりにセ・リーグ優勝したチームを引っ張った30歳に、最高の贈り物となった。

 チーム三冠王に輝いた打撃成績は、文句のつけようがない。中でも40本塁打は、球団の生え抜き右打者で最多。3年前から遠くに打球を飛ばすことを常に考えて練習に取り組み、「今季は試合でも意識してやった」ことが結果につながった。

 今季限りで引退した阿部の意思を引き継ぐ。連敗中や自身の不調の時も落ち込んだ姿を見せずにチームを鼓舞した姿は、前主将の教えでもある。主将就任5年目で初のリーグ制覇を達成したが、「来季もできなければ全然意味がない」と、常勝軍団のチームリーダーとして強い思いがある。

 残り116本に迫った通算2千安打の大記録も視界に入る。「簡単に達成できることではない。1試合1試合いい準備をしていく」。チームでも個人でも、来季はさらに飛躍した姿を見せるつもりだ。(小川寛太)

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