紀平、“爪”隠して2位!次の大一番…4回転サルコー解禁でさあ逆転/フィギュア

 フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯最終日(23日、セキスイハイムアイスアリーナ)GPシリーズ上位6人で争われるファイナル(12月5~7日・トリノ)男女の進出者が23日に出そろい、日本勢は男子で羽生、女子で紀平の2人となった。女子は6選手のうち、ロシア勢から、トルソワ、シェルバコワ、コストルナヤ、ザギトワの4人が選ばれた。

 右手を勢いよく天井に突き上げた。新調した深緑の衣装を身にまとった紀平は、冒頭の4回転サルコーを3回転に変更。それでも2本のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ、3A)で2点台のGOE(出来栄え点)を稼ぎ、合計231・84点で日本女子でただ一人GPファイナル出場を決めた。

 「3Aで2本ともいちばんいいのが跳べたのはすごくうれしかった。しっかりノーミスをしたいと(4回転回避は)直前に決めた」

 6分間練習前。靴を履いてからも、初挑戦の4回転を跳ぶか迷っていたが、浜田美栄コーチから「確実にファイナルを狙おう」と背中を押され、本番の約35分前に4回転サルコーを3回転にする決断を下した。

 4回転を跳ばず3Aを武器とするコストルナヤに、合計で約10点差をつけられた。昨季初出場で優勝したファイナルへ「(4回転)サルコーの練習を頑張って、SP、フリーで今回以上の演技ができたらいい」。目の前の壁を一つずつクリアし、ロシア勢ら強豪揃いのライバルに立ち向かう。

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