織田氏、浜田氏から陰口「監督になってから偉そうになった」/フィギュア

 2010年のバンクーバー冬季五輪、男子フィギュアスケート代表の織田信成氏(32)が18日、無視や陰口などのモラルハラスメントを受けて関西大学スケート部の監督の辞任にいたったとして、同部の浜田美栄コーチ(60)を相手に慰謝料など1100万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴した。

 訴状などによると織田氏は監督就任直前の17年3月ごろから、浜田コーチにあいさつをしても無視されるなどハラスメント行為を受けた。4月の就任後は「監督になってから偉そうになった」などと陰口を言われるようになり、今年3月ごろからモラハラがエスカレート。体調を崩して入院し、5月下旬からはリンクに行けなくなった。7月に学長らと話し合うなどしたが不誠実な対応により9月に監督を辞任した。

 同日、大阪市内で担当弁護士と会見した織田氏は「浜田コーチとは歳が30歳ほど離れていて、激高されることもあり、何も言えなかった」と述べた上で「大学側がもっと真摯(しんし)に対応しておれば、ここまでにはいたらかった」と大学側の対応にも不満を募らせた。

 その一方で、五輪を目指して練習を続ける選手たちに向けては「僕自身、指導を続けたかったが、こういう結果になり残念。今後は良い環境でしっかりと練習を続けてほしい」とエールをおくった。

 これを受けて関西大学側は「本学体育会アイススケート部コーチを相手取って大阪地裁に損害賠償請求提起をしたと聞いていますが、内容は承知しておりませんのでコメントは差し控えます。アイススケート競技がシーズンに入り、多くの選手が練習と成果の披露に取り組むこの時期に今般の提訴がなされたことは大変残念」とするコメントを発表した。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ