五輪会場へのペットボトル持ち込み容認へ 暑さ対策で1人1本限り

 2020年東京五輪の暑さ対策として、大会組織委員会がペットボトルの競技会場への持ち込みを1人1本に限り認める方向で最終調整していることが13日、関係者への取材でわかった。

 近年の大会では、液体によるテロの防止や、多額の協賛金を支払い会場内での清涼飲料水の独占販売権を取得した米飲料大手「コカ・コーラ」への配慮などから、持ち込みは原則として禁止されていた。

 しかし、酷暑の大会で入場前も含めた観客の熱中症のリスクが指摘される中、暑さを理由にマラソンと競歩の札幌移転が決定。組織委も「より健康で快適な観戦をしてもらうため」と、持ち込み容認へ向け同社と協議を続けていた。

 関係者によると、東京都も観客向けに同社製のミネラルウオーターを無料配布する方向で調整している。今秋のラグビーワールドカップ(W杯)日本大会では当初、会場内販売業者の権利保護を目的に飲食物の持ち込みが禁止されていたが、売り切れ続出で苦情が相次いだため、大会途中で食べ物に限って容認する対応を取った。

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