名門日体大が6連覇 花島、中路の1年生コンビが貢献 体操

 体操・全日本団体選手権 第1日(9日、高崎アリーナ)女子が行われ、日体大が4種目合計159・230点をマークし、6年連続26度目の優勝を果たした。日本のエースの村上茉愛(日体ク)らを輩出した名門で期待を背負う花島なつみと中路紫帆の1年生コンビが3種目に出場し、勝利に貢献した。

 2人のホープが名門の未来を明るく照らした。1年生ながら日体大の出場メンバーに名を連ねた花島と中路は、ともに3種目を演じ、大過失なく乗り切った。

 昨年の全日本ジュニア個人総合女王の花島は「練習からいつ外されるか分からなくて…。3種目に出られて貢献できてよかったです」と胸をなでおろした。

 日体大を拠点とする先輩の村上と練習をともにする。「私は調子が良い日しか技ができないけど、茉愛さんは毎日、大きい技ができる。凄いとしかいえない」。技の実施について助言をもらっているという床運動では、全体2位の13・166点をマークして存在感を放った。

 昨夏のジャカルタ・アジア大会の種目別床運動で銅メダルを獲得した中路は、アップテンポに変えた曲に乗って伸び伸びと舞った。「今までと180度変えた。(見た人から)『魅了されたよ』と言ってもらえるようにしたい」と、この先の成長を期した。

 チームを引っ張った4年生の主将・中村有美香は「中路と花島は(体の)線がきれい。2人とも美しい体操をする。負けないように自分も頑張れた」と後輩に感謝した。

 ルーキー2人は、合宿所の掃除など練習以外でも苦労が多かったと口をそろえる。今や体操ニッポンのエースとなった村上も同じ道を通った。「東京五輪に絶対に出たい」。名門、そして日本の未来を担う両者は、同じ目標に向かって切磋琢磨(せっさたくま)する。

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