阪神、助っ人選定本格化!リストアップのオースティンらFA

 阪神が来季の新外国人としてリストアップしているタイラー・オースティン内野手(28)=ブルワーズ=が2日、自由契約となった。メジャー通算33発の右打ちスラッガーに対し、球団サイドは動向を注視する構え。今オフ最大の懸案である助っ人野手獲りが、いよいよ、本格化する。

 虎がリストアップしてきたオースティンが自由契約になった。FA補強には参戦しなかったが、ソフトバンクから中田を獲得し、米大リーグ・パドレス傘下から自由契約になっている牧田の獲得も調査中。あとは助っ人大砲だけ。球団幹部は獲得候補の動きを注視した。

 「(リストを絞っていくのは)これから。(オースティンは)何人かの一人という感じですね」

 メジャー209試合、通算33発の右打ちスラッガー。一塁が主だが外野両翼の守備経験もある。ヤンキースの一員として2016年8月13日のレイズ戦に「7番・一塁」でメジャーデビュー。初打席で本塁打を放った伝説を持つ。しかも8番で同じくデビューしたのが、いまやヤ軍の主砲となったアーロン・ジャッジ。このときはジャッジが続いて2者連発し、1試合2本のメジャー初打席本塁打という米大リーグ史上初の快挙を成し遂げた奇跡の男だ。

 一塁には今季4番も務めたマルテがいる。来季の契約へ大筋合意に達しているとみられるだけに、一塁だけじゃなく外野も守れるオースティンは補強ポイントに合致する。

 球団は今季リーグワースト538得点に終わった貧打解消のため、助っ人野手2人制の実現に向けて動いている。揚塩球団社長は「矢野監督からも補強の意向についても聞いている」と話しており、交渉を本格化させている段階。その中にいる一人がオースティン。今後の動向が注目される。

★虎の助っ人事情

 大山の不振に代わり、今季終盤に4番を務めたマルテは来季残留がほぼ確実。セットアッパーとして58試合で防御率1・38を残したジョンソンに対しては複数年を提示し、残留交渉を進めている。CSでは中継ぎとしてフル回転したガルシアは残留が決定的。56試合に登板したドリスは残留前提で交渉を進める。

■タイラー・オースティン(Tyler Austin)

 1991年9月6日生まれ、28歳。米ジョージア州出身。2010年のMLBドラフト13巡目でヤンキースに入団。16年8月13日のレイズ戦にでメジャーデビューし、初打席本塁打。18年7月にツインズ、19年4月にジャイアンツへトレード移籍。今年8月にFAとなり、ブルワーズとマイナー契約を結んだ。メジャー通算209試合、打率・219、33本塁打、91打点。188センチ、100キロ。右投げ右打ち。

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