2位紀平「すごい新時代」トルソワ4回転3発成功で逆転V逸/フィギュア

 フィギュアスケート・スケートカナダ最終日(26日=日本時間27日、カナダ・ケロウナ)男女のフリーが行われ、男子は羽生結弦(24)=ANA=がフリーも1位で自己ベストの合計322.59点で初優勝し、ファイナルを含むGP通算11勝目を挙げた。試合後の会見で、会心の演技を笑顔で振り返った。女子はSP首位の紀平梨花(17)=関大KFSC=がフリー2位の148.98点、合計230.33点で2位。アレクサンドラ・トルソワ(15)=ロシア=がSP3位からフリー1位の166.62点で逆転し、合計241.02点でGP初出場優勝。フリーと合計で自身の持つ世界最高得点を塗り替えた。

 昨季グランプリ(GP)女王の紀平が、今季シニアデビューした15歳に完敗した。SP首位で迎えた最終滑走。自身の前に滑ったトルソワが、世界歴代最高得点となる166・62点の合計241・02点をマーク。男子トップ選手並みの得点で10・69点差をつけられ、女子4回転時代の到来を突きつけられた。

 「ノーミスしても超えられるか分からないというような点数が聞こえてしまった。今までにない感情のスタートだった。すごい新時代だと感じる」

 冒頭のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ、3A)が単発となり、2本目の3Aに2回転トーループをつけリカバリー。その後は大きなミスなく148・98点は自己ベストに5・74点に迫る高得点だった。それでも計3度の4回転ジャンプを決めたロシアの新星に逆転された。

 紀平も今オフから4回転ジャンプに取り組むが、現在は左足首痛で練習を控える。次戦は来月22日開幕のNHK杯(札幌)。紀平は「4回転も必要な時代。何とかけがを治して早く(4回転の)練習に入りたい」と進化を誓った。(角かずみ)

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