羽生、SP109・60点で首位発進!大会直前に交通事故の田中刑事は5位/フィギュア

 フィギュアスケート・グランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ(25日、ケロウナ)男子ショートプログラム(SP)で、五輪2連覇の羽生結弦(24)=ANA=は109・60点で首位発進した。22日に現地で交通事故に遭った田中刑事(24)=倉敷芸術科学大大学院=は80・11点で5位だった。

 今季のGP初戦を迎えた羽生が、過去3度の2位が最高成績の舞台に挑んだ。冒頭の4回転サルコーはGOE(出来栄え点)で4・43点、続くトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)では4・00点と驚異の加点を引き出した。後半の4回転-3回転の2連続トーループも華麗に決め、2位のカムデン・プルキネン(19)=米国=に20・55点の大差をつけた。

 今回は超大技のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)など高難度な技をひたすら追い続けるのではなく、自分の演技を目指す。

 第1戦のスケートアメリカは、世界選手権2連覇のネーサン・チェン(20)=米国=が4種類の4回転を駆使して圧倒した。羽生は4回転半や4回転ルッツの習得よりもまずはループ、サルコー、トーループの3種類の4回転を磨いて演目の完成形を求めている。

 平昌五輪代表の田中が巻き込まれた事故は、非公式練習後にホテルへ戻る途中に発生。タクシーが前方の車両に衝突し、後方の車両からも追突を受けた。事故直後は膝などに違和感があったが、幸いにもほとんど気にせず滑れる状態だった。冒頭の3回転半は成功したが、続く4回転サルコーは3回転に、ルッツ-トーループの2連続3回転はトーループが2回転になるなど、ミスが相次いだ。

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