オリ・T-岡田、FAせず残留 大減俸も…3年契約「うれしい」

 オリックスのT-岡田外野手(31)が24日、大阪市此花区の球団施設で契約更改交渉に臨み、来季から新たに3年契約を結んだ。今季年俸1億5000万円から野球協約が定める減額制限(1億円超は40%)いっぱいの6000万円ダウンとなる、年俸9000万円でサイン。それでも3年総額2億7000万円プラス出来高払いという好条件を受け、「(来季の目標は)キャリアハイ」と決意を新たにした。

 スッキリとした表情だった。会見場に姿を見せたT-岡田の視線は、すでに来季を見据えていた。保有する海外フリーエージェント(FA)権を行使せず、残留を決断。新たに3年契約を結び、すべての面で、過去最高の数字を目指す。

 「具体的な数字は決めていないですが、キャリアハイを、と。自分の場合、打たないと試合に出られないので、しっかりアピールしていけるよう、やるだけです」

 3年契約最終年となる今季は相次ぐ故障に苦しみ、20試合で打率・120、1本塁打、2打点。苦しいシーズンとなり、一時は出場機会を求めてFA権行使も考えた。だが、球団の熱意やファンの声や心が動き、オリックスに骨を埋める決意を固めた。

 3年総額2億7000万円プラス出来高払い。年俸は1億5000万円から減額制限いっぱいの6000万円ダウンにはなったが「ここ2年、まともな成績を残していないにもかかわらず、チームに必要という言葉をいただいて、うれしかった」と球団に感謝。福良ゼネラルマネジャーも「T(-岡田)には常に試合に出てもらわないと困る。打線にいるだけで違う。30本以上は期待します。(出来高分も)全部取れ、全部、持っていって欲しい」と期待を寄せた。

 今月29日からはプエルトリコのウインターリーグ参加し、約2カ月間の長期に渡って“武者修行”に出る。来年2月に32歳で、2010年に本塁打王(33本)に輝いた男の参戦は異例だが「楽しみですよ。レベルが高いなかでプレーできるのは自分にとって大きい。いろんな練習法やゲームへのアプローチの仕方とか勉強になることもある」と早くも武者震いした。

 まだまだ老け込む年じゃない。チームの主砲の座を奪い返す。 (西垣戸理大)

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ