W杯4強入りならずも…ラグビーファン“伝説の試合”に歓喜 SNS「懐かしすぎる」「さすがtvk」

 ラグビーワールドカップ(W杯)で史上初の8強入りを果たし、日本中が興奮した熱い戦いが終わった20日の夜、tvk(テレビ神奈川)が往年のラグビーファンには何とも懐かしい“伝説の一戦”を放送し、ネットが盛り上がった。

 この日、同局が放送したのは「ラグビースペシャル 伝説の名勝負 第43回全国社会人大会・決勝 神戸製鋼vs三洋電機」。この試合は1991年1月8日、東京・秩父宮ラグビー場で行われたもので、大会2連覇中の神戸製鋼と初優勝を目指す三洋電機(現・パナソニック)が激突した。

 試合は後半40分を過ぎた段階で三洋が16-12とリードしていたが、神戸製鋼はロスタイムに自陣からフォワード、バックス一体の攻めでボールをつなぎ、最後はWTBイアン・ウィリアムスが約50メートルを独走するトライを決め、土壇場で同点(当時はトライで4点)に追いつくのだ。この後、神戸製鋼はコンバージョンキックを決め、18ー16と逆転。その瞬間にノーサイドとなり、神戸が奇跡の3連覇を達成し、ラグビーファンを驚かせた。四半世紀以上も前の試合だが、今でも日本ラグビー屈指の名勝負として語りつがれている。

 当時の映像でその試合を振り返りながら、終盤では、なぜ伝説の逆転トライが生まれたのかを実際にプレーしていた選手や関係者の証言を交えながら検証。またこの日が53歳で急逝した“ミスターラグビー”こと、平尾誠二さんの命日だったこともあり、平尾さんの輝かしい功績を関係者の言葉と共に振り返るコーナーもあった。

 放送前からSNSには「さぁ古の昭和のラグビーファンよ!今宵のラグビーはまだまだ終わらないぞ!tvkで今晩23時からあの伝説の社会人ラグビー決勝『神戸製鋼対三洋電機』が放送されるぞ!平尾の華麗なステップ、そして伝説のロスタイムでのウィリアムス逆転のトライを刮目せよ」という投稿が。

 放送中も興奮するファンが「tvkで神戸製鋼対三洋電機やってます。懐かしすぎる~~」「神戸製鋼黄金時代の林さん大八木さん、そして平尾さんの現役時代が見られるなんて、途中からですが即録画です!!」「日本vs南アフリカの興奮を持て余していたら、tvkでラグビースペシャルやってるので見てます。(中略)ミスターラグビー平尾誠二さんが出られている試合です」などと書き込み、ネットは大盛り上がりとなった。

 東京・味の素スタジアムで行われたW杯準々決勝・南アフリカ戦は超満員だったが、当時の日本のラグビー人気は大学が中心。社会人日本一を決める決勝にも関わらず、客席には空席が目立った。ツイッターには「レフェリー真下さん、解説は日比野さん、そして実況はもちろん森田アナ…!1番ラグビー見てた頃で平尾さん他当時のスター選手がたくさん居るけど秩父宮は満員じゃない」といった声も。また「(試合に出ているのは)ほぼ日本人なので体格は今とは隔世。でもラグビーはスポーツシーンで定番化してたんだよね。日本にはあの頃があるんだから、絶対に今ならもっと花開くはず」と力を込めるツイートも見られた。

 ジャパンラグビートップリーグや関東大学ラグビー、全国大学選手権、全国高校ラグビー神奈川県大会など、ラグビー中継では民放トップクラスの実績を誇る同局。番組はそんな同局らしい質の高い作りで、多くのファンがその内容を絶賛した。ツイッターには「ラグビー中継の実績豊富なtvkゆえ、キー局のような演出過多ではない、しかも独立局らしい番組構成はさすがだった」「今の時流にあった特番。やっぱりtvkはラグビー中継に一日の長が有るなと」「さすがtvk」とコメントがあった。

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