阪神・梅野、D1・西に内角攻めのススメ!遠縁先輩の「勇気」見習え

 阪神の選手会長、梅野隆太郎捕手(28)が20日、甲子園に隣接する室内練習場で自主練習を行い、17日のドラフト会議で1位指名された西純矢投手(18)=創志学園高=に、さっそく“内角攻めのススメ”を説いた。先発投手として成功するには、必要不可欠な強気な攻め。遠縁の西勇輝投手(28)もリードする扇の要が、金の卵に磨きをかける。

 ズバッと投げ込んでこい! 梅野が1位指名された西純矢へ、さっそくアドバイス。正捕手として、投手の生命線である内角球のレベルアップを求めた。

 「(まずは)本人が何が自信があるのか聞きたいですね。うちの西(勇輝)さんみたいにインコースを投げたり、先発って(内角への投球が)すごく大事になる。高校生も早いうちから(打者の体に)近いところを投げて、出し入れができたらいいと思います」

 甲子園室内で自主トレを終えると“内角のススメ”を説いた。ルーキーだからこそ、高卒だからこそ、いちはやく、そこを意識して欲しかった。

 ドラ1の遠縁にあたる西勇輝も、絶妙な制球力で内角へ何度も投げ込み、打者を手玉にとるスタイル。今季限りで引退したメッセンジャーとも内角への配球を何度も何度も話し合ってきた。

 「メッセも外中心から、本人がそう(内角について)言ってくるってことは、結局、行き着くところはそこ(内角)なんだと思う」

 NPB通算98勝右腕も重要視していた「内」。やみくもに、強気に攻めればいいわけではない。内角への投球意識、そして精度が高まれば、外角など他のコースや変化球もより生きる。それが“出し入れ”であり、投球の幅が格段に広がる。勝てる投手の条件だ。

 2018年にゴールデングラブ賞を獲得。今季もシーズン補殺123をマークし、1954年に土井垣武(東映)が記録した捕手のシーズン最多補殺119を塗り替えるなど、扇の要として不動の立場を築いた梅野だからこそ、説得力も増す。

 「高校生のレベルもすごく上がっているし、高校生だから(すぐに)上(1軍)で投げることが難しいというわけでもない。(内角攻めは)いく、いかないの判断は勇気いるし(捕手が)引っ張ってあげることも必要だと思います。いい方向に持っていければ」

 FA移籍1年目だった西勇輝とコンビネーションを成熟させた梅野が、今度は西純矢の成長を助けていく。(新里公章)

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