ラグビーW杯準々決勝・南ア戦、運命の日は“ミスターラグビー”の命日 SNS「天国から見守る平尾さんのために」

 ラグビーワールドカップ(W杯)で史上初めて8強入りした日本(世界ランキング7位)がベスト4をかけて南アフリカ(同5位)と戦う準々決勝は20日、東京・味の素スタジアムで行われる。日本の快進撃に沸く多くのファンやラグビー関係者にとって、この日は運命の日となるが、往年のラグビーファンにとってこの「10月20日」という日はまた特別な意味を持った日でもある。この日は、2016年、胆管細胞がんで亡くなった元日本代表主将、平尾誠二さん(享年53)の命日なのだ。まさに運命のようなめぐり合わせ。ネットでは平尾さんを思い出すファンが続出しており、それぞれの思いをSNSにつづっている。

 華麗なステップと甘いマスクで常に日の当たる場所にいた“ミスターラグビー”平尾さん。現役時代は主にスタンドオフやセンターといったポジションで活躍し、W杯には第1回(1987年)、第2回(91年)、第3回(95年)に出場。第2回大会のジンバブエ戦ではW杯初勝利の原動力として活躍するなど、日本ラグビー界の中心に存在し、けん引してきた。ドラマ「スクール☆ウォーズ」(TBS系、84~85年)で川浜高校(京都・伏見工=現京都工学院高=がモデル)が全国制覇を成し遂げたときのエース、平山誠のモデルとなった人物だ。

 SNSには「南アフリカ戦、平尾さんの命日って聞いて…それだけでもう…」などの声。また「本当に運命の日!頑張って欲しい」「平尾さんに良い報告が出来ることを願って応援です」「天国から見守る平尾さんのためにも必ず勝利で飾って欲しい」「このめぐり合わせは…。勝ってほしいと願うばかりです」とフィフティーンを鼓舞する書き込みも目立った。日本ラグビー界の発展に尽力した平尾さんだけに「10月20日。平尾さんの命日。この景色、見せたかったなぁ。ただのファンでも思うのだから、関係者や選手はなおさらだろうなぁ」といった声も見られた。

 日本がスコットランドを下し、8強入りを決めた13日。日本中が歓喜に沸くなかでもネットでは平尾さんが話題になった。ツイッターには「この瞬間を平尾さんに見せたかった」という書き込みが殺到。「平尾さん見てますか!?日本勝ちマシタよ」「あなたが果たせなかったことを後輩たちが果たしました。あなたの分までわれわれファンが全力で応援します。選手たちが全力で闘います。雲の上から見守っていてください。勇敢な桜の戦士たちを」「平尾さん、天国から見てますか?あなたが礎を築いた日本代表、やりましたよ」などの投稿が寄せられた。

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