日本が史上初8強入り!スコットランドに“雪辱” 準々決勝で南アと激突

 ラグビー・ワールドカップ日本大会1次リーグA組(13日、日本-スコットランド、日産ス)1次リーグ最終戦で世界ランキング8位の日本は、同9位のスコットランドを28-21で破り、史上初の8強入りを決めた。

 日本は4戦全勝、ボーナス点を含む勝ち点5を加えて同19とし、A組1位で突破。20日の準々決勝でB組2位の南アフリカと激突する。

 前回大会で立ちはだかった相手に競り勝った。日本は2015年イングランド大会で南アフリカから大金星(◯34-32)を獲得後、スコットランドに10-45で屈し、3勝を挙げながら勝ち点で2及ばず8強入りを逃していた。

 しかし、この日は初先発したWTB福岡堅樹(けんき、27)=パナソニック=が2トライを挙げるなど、計4トライでボーナス点も奪取。WTB松島幸太朗(26)=サントリー=も1トライに加えてPR稲垣の勝ち越しトライを“演出”。日本自慢の“ダブル・フェラーリ”が躍動した。

 悲願の8強入りが懸かった大一番。台風19号の影響で試合開催が心配されたが、大会組織委員会と国際統括団体ワールドラグビー(WR)はこの日午前に実施を決めた。

 前半6分、スコットランドに先制トライを許して7点を追う18分、日本は敵陣で左に展開し左サイドを突破。タッチライン際のWTB福岡がタックルを受けながらも走りこんできたWTB松島へと左手一本でパス。松島が50メートル5秒8の快足を飛ばし、そのままインゴールへ飛び込んだ。SO田村のキックも成功し、同点に追い付いた。

 さらに26分にも松島の突破からチャンスが訪れた。HO堀江、LOムーアとオフロードパスでつなぎながら、最後はCTBトゥポウからボールを託されたPR稲垣がゴールポスト中央へ勝ち越しトライを決めた。

 前半終了間際の40分にも左サイドでCTBラファエレのキックパスを拾った福岡が快足を飛ばしてそのままトライ。田村のゴールも成功し、21-7で前半を終えた。

 後半は日本が先にスコア。2分、福岡が自陣からスコットランドボールをターンオーバーし、そのまま独走。ボーナスポイントを得る4トライ目を決めた。

 その後、スコットランドも猛反撃。2トライを返されて1トライ1ゴールで同点となる7点差まで追い付かれたが、“ワンチーム”で猛攻をしのぎ切り、28-21でスコットランドに勝利。自国開催の祭典で、日本ラグビー史上初の決勝トーナメント進出を決めた。

★8強出そろう

 1次リーグは全日程を終え、8強が出そろった。準々決勝の日程と組み合わせは以下の通り。

 19日 イングランド(C組1位)-オーストラリア(D組2位)、ニュージーランド(B組1位)-アイルランド(A組2位)

 20日 ウェールズ(D組1位)-フランス(C組2位)、日本(A組1位)-南アフリカ(B組2位)

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