自主引退促す判断を支持 貴ノ富士関問題で有識者会議

 日本相撲協会に設置された「大相撲の継承発展を考える有識者会議」の第3回会合が10日、東京都内で開かれ、付け人力士への暴力行為などを起こした十両貴ノ富士関に対し、自主引退を促した同協会の判断を支持する考えで一致した。

 山内昌之委員長(東京大名誉教授)は記者会見で「差別的発言をしたことも深刻。弟弟子への思いやりが感じられない。自主引退を勧めることで、貴ノ富士の将来にも配慮している」と述べた。貴ノ富士関は現役続行を希望しているが、11日までに何らかの意向を回答予定。相撲協会によると10日までに連絡はない。

 会合では引退後に親方になるために必要な日本国籍を取得した横綱白鵬関について言及があったという。山内委員長は「(指導者の)道を進むだろうという期待感がある。長い伝統がある相撲を担っていく自覚を持ってほしい」と話した。

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