ソフトバンク・柳田、メジャー挑戦は「ノーチャンス」 筒香を「一ファンとして応援」

 「いや~疲れました。よう走ったからね」

 ソフトバンク・柳田悠岐外野手(31)は9日、西武とのCSファイナルステージ第1戦で3安打1盗塁3得点。1回1死一塁から中前打で出塁し、5番・松田の中越え二塁打で一塁から長駆生還。6回には4月7日・ロッテ戦以来、約半年ぶりの盗塁を決め、この日31歳の誕生日を迎えたスラッガーはダイヤモンドを駆け回った。

 前回盗塁を決めた4月7日の試合で左膝裏の肉離れを発症し、翌8日に出場選手登録抹消。1軍復帰は8月21日までずれ込んだが、いまや故障の影を感じさせない。

 「誕生日に3安打? 最高っすね。何よりCSの初戦を取れたことがうれしい。よく足も動いたし、状態は悪くない」とメットライフドーム名物の長い階段を一段飛ばしで快調に登り切った。

 ファイナルステージ第1戦に勝ったチームは、過去12年で11度日本シリーズに進出している。たった1度の例外は一昨年、ソフトバンクが楽天に第1、2戦で連敗し、そこから3連勝で突破したことがあるだけだ。「あんまり関係ない。これでやっと五分。明日からまた切り替えて勝っていきたい」と柳田。

 夕刊フジがポスティングシステムによる米大リーグ移籍を決断したDeNA・筒香嘉智外野手(27)について聞くと、「本当によかったと思う。前からメジャーに行きたいと言っていたし、2015年でしたっけ、『ドミニカ(共和国)の野球を経験して考え方が変わった』とも話してくれていた。一ファンとして応援したいっす」と相好を崩した。

 今季の離脱で海外FA権の取得は21年シーズン中までずれ込む見込みとなった。自身のメジャー挑戦は「いやいや、ノーチャンスっすよ」。苦笑いでバスに乗り込んだ。(片岡将)

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