日本8強でリーチ杯だ!スコットランド倒して北海道に大会作る/ラグビーW杯

 ラグビー・日本代表合宿(9日、東京都内)W杯1次リーグA組で3連勝している世界ランキング8位の日本は、同9位のスコットランドとの最終戦に向けて調整した。主将のFLリーチ・マイケル(31)=東芝=は北海道で、自身の名前を冠した子供たちの大会開催を計画していることが判明。初の8強入りで、ラグビーを日本に根付かせる。チームは台風の影響が心配される中、長谷川慎スクラムコーチ(47)が試合前夜に異例の会場視察を行うことを明らかにした。

 引き分けてもA組1位通過で初の8強進出が決まるスコットランド戦。午前9時半から行われた練習で公開された冒頭15分、FLリーチは笑顔を見せながらストレッチなどで汗を流した。

 日本全国がラグビー熱に沸く中、札幌で高校時代の3年間を過ごした主将は一過性のブームで終わらせず、北海道に根付かせる策を巡らせる。それが自身の名を冠した大会の開催だ。

 「北海道に何かしら、W杯のレガシー(遺産)を残したい思いはある。大会をやれたら面白い」

 今年4月には札幌市内でラグビー教室を開催。“リーチ杯”創設の意欲をかき立てられた。リーチの名がついた大会なら注目度が上がることは確実。自身の経験や技術を伝授する場もできれば、これ以上ない第2の故郷への恩返しになる。

 北海道協会の上坂弘文競技委員会委員長は「具体的な打ち合わせはしていない」としながらも、「(冠大会開催は)長期的なビジョンで考えている」と前向きな姿勢を示した。W杯終了後に開かれる理事会で議題に上がる可能性があるとし、バックアップを約束した。

 対象は道内の子供たちが所属するラグビースクールが中心となりそうだ。気候を考慮し、開催時期は4月中旬~10月中旬を予定する。冬季の札幌ドームでの開催も視野に入れるが、日程調整や費用の面で検討が必要となりそうだ。

 2004年6月22日。15歳のリーチはニュージーランドから来日。札幌山の手高で選手としての土台を築いた。今月7日に31歳の誕生日を迎えた日本の大黒柱は「大好きな場所。日本の厳しさ、日本の文化を学んだ。日本のラグビーで強くなった」と北の大地への思いを胸に秘める。

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