桜の“スーパーカートリオ”レメキ&福岡&松島で4連勝1位突破だ!/ラグビーW杯

 ラグビー・日本代表合宿(8日、東京都内)4連勝で1位突破だ! W杯1次リーグA組で3連勝している世界ランキング8位の日本は、同9位のスコットランドとの最終戦(13日、日産スタジアム)に向けてグラウンドでの練習を再開させた。WTBレメキ・ロマノラヴァ(30)=ホンダ=がWTB松島幸太朗(26)=サントリー、WTB福岡堅樹(27)=パナソニック=と“スーパーカートリオ”を組み、日本を初の8強入りに導く。

 ここまで3戦連続で先発してフル出場ながら、WTBレメキはトライなし。燃えないわけがない。この日は午前9時前から曇り空の下、練習がスタート。公開された冒頭15分間の練習では、短いダッシュやミニゲームで調整した。

 「勝利したい。ずっとノートライだから次、頑張ります」

 金髪の弾丸ランナーは静かに闘志を燃やした。W杯だけでなく、今年出場したテストマッチ3戦もトライなし。昨季のトップリーグ6試合で8つ決めたトライ王は、W杯でも見せ場を欲している。

 前戦のサモア戦はたび重なる突破でチャンスをつくり、キャリー(ボールを持って走った総距離)はWTB松島の105メートルに次ぐチーム2位の91メートル。試合のMVPに輝いたが、「トライを取りたかった」と正直な思いを口にした。

 日本のWTBはここまで、松島がロシアとの開幕戦(9月20日、◯30-10)で3トライのハットトリックを達成。サモア戦もラストワンプレーでトライを奪い、ボーナスポイントを手にした。

 ジョセフ・ヘッドコーチは「フェラーリのようだ」と絶賛。その松島が「僕にとってのフェラーリ」と持ち上げた福岡は2戦連続で途中出場し、ともにトライを決めた。

 レメキはFW並みの怪力自慢。所属するホンダのスポーツカーに例え、「俺はNSX」と馬力で勝負する。レメキと松島が先発し、スコットランドに疲れが見える後半途中から松島をFBに下げて福岡の投入が濃厚だ。前回2015年イングランド大会での対戦は10-45と決定力不足を露呈したが、今回は“スーパーカートリオ”がインゴールまで突っ走り、トライを量産する。

 「誰が出てもいいパフォーマンスを出せる。試合に勝つのが重要」

 引き分けてもA組1位で初の8強進出が決まるが、目指すは勝利のみ。台風19号も近づく荒れ模様の一戦を、レメキがアクセル全開で駆け抜ける。 (阿部慎)

■スーパーカートリオ

 大洋(現DeNA)で1985年に起用された1番・高木豊、2番・加藤博一、3番・屋鋪要の3人をその足の速さから近藤貞雄監督が付けた異名。同年に高木が42盗塁、加藤が48盗塁、屋鋪が58盗塁、3人合計148盗塁をマーク。同年に高木は遊撃手でベストナインを受賞。同年の大洋は4位だった。2006年7月16日に元広島の北別府学、達川光男のバッテリーと対決したイベントで“再結成”した。

■NSX(エヌエスエックス)

 本田技研工業が生産、販売する最高級スポーツカー。名前の由来は新しい時代のスーパースポーツカーを意図し、New Sportsと未知なるものの「X」から。初代は1990年9月に登場。マイナーチェンジを繰り返し、2017年にフルモデルチェンジした2代目が登場した。そこからマイナーチェンジした19年モデルの価格は2400万円以上。エンジンの最高出力は550馬力で、最高速度は280キロを誇る。

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