オリ、今季限りで楽天退団・嶋の獲得調査!正捕手候補は若月ら若手中心

 オリックスが今季限りで楽天を退団する意思を固めている嶋基宏捕手(34)の獲得調査を行っていることが8日、分かった。プロ13年目の嶋は今季、若返りを図るチーム事情により出場機会が減少。57試合で打率・209、3本塁打、15打点に終わったが、実績と経験は十分。若手中心のオリックスとしては、魅力的な存在だ。

 オセアンバファローズスタジアムで始まった秋季練習。選手が2020年シーズンに向けて鍛練を積む陰で、フロントもチーム作りに動いていた。オリックスが、楽天・嶋の獲得調査に乗り出したことが判明した。

 今季プロ13年目を迎えた嶋は、世代交代を進めるチーム事情もあり、プロ入り最少となる57試合の出場にとどまり、打率・209、3本塁打、15打点。8月中旬以降は2軍生活と悔しいシーズンを送っていた。球団からは減額制限(1億円超は40%)を大幅に超える提示を受けたが受け入れず、退団を決意。球団に自由契約を選択する意向を伝えていた。

 自由契約となれば、実績や経験豊富で若手の見本となる嶋の存在は他球団にとっても魅力的で、争奪戦は必至。セ・パ両リーグで複数球団が獲得調査に動くとみられ、そこにオリックスも加わっていく。

 現在、チームの正捕手候補は24歳の若月。その他の捕手には6月に左アキレス腱を断裂してリハビリ中の伏見や、飯田、中日からトレードで加入した松井雅らで、野手全体を見ても若手が多い。野手最年長で来季38歳となる山崎勝もいるが、そこに日本一を知る嶋が加われば経験、知識を若手が吸収し、より一層、成長につながる。

 24年ぶりのリーグ優勝につながるピースとして、嶋の調査を進めていく。

■嶋 基宏(しま・もとひろ)

 1984(昭和59)年12月13日生まれ、34歳。岐阜県出身。愛知・中京大中京高から国学院大を経て、2007年大学生・社会人ドラフト3巡目で楽天入団。今季成績は57試合に出場し、打率・209、3本塁打、15打点。通算成績は1402試合出場、打率・242、26本塁打、311打点。ベストナイン、ゴールデングラブ賞各2度受賞。179センチ、82キロ。右投げ右打ち。既婚。年俸1億円。背番号「37」

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