日本、劇的トライ!サモアを4T粉砕、3連勝で8強王手/ラグビーW杯

 ラグビー・ワールドカップ日本大会1次リーグA組(5日、日本38-19サモア、豊田)執念でボーナスポイントゲット! 1次リーグA組で世界ランキング8位の日本が同15位のサモアを38-19で下し、開幕3連勝。ラストプレーでWTB松島幸太朗(26)=サントリー=が劇的なトライを決め、4トライ以上に与えられるボーナスポイント1点も得た。勝ち点を14に伸ばして同組首位に立った日本は、13日の1次リーグ最終戦で世界9位のスコットランドと神奈川・日産スタジアムで対戦。引き分けても悲願の決勝トーナメント進出が決まる。

 スタジアムは異様な熱気に包まれていた。試合終了の後半40分を4分超え、敵陣深くでのラストプレー。日本はWTB松島がインゴールに飛び込み、ボーナスポイントを勝ち取る4本目のトライ。観衆3万9695人のボルテージは最高潮に達した。

 「本当に誇りに思う。フィジカルの強い相手に最後まで強く戦えた。フォーカスしたのは勝つことだが、ボーナスポイントも取れてよかった」

 ジョセフ・ヘッドコーチが安堵(あんど)の表情を見せた。31-19でラストプレーを告げるホーンが鳴ったが、ボーナスポイントを狙って7点差以内に詰め寄りたいサモアは自陣深くでスクラムを選択。ところがサモアが反則を犯し、日本ボールのスクラムになった。

 NO・8姫野を起点にSH田中から松島へとボールが渡る。50メートル6秒1の快足を飛ばして左隅にトライ。「最後のチャンスで仕留め切れてよかった」と胸をなで下ろした。

 前半はわずか1トライ。しかし、HO堀江を後半開始から投入するなど登録23人全員をつぎ込んだ総力戦で2トライを重ね、最後の最後で勝ち点5をつかんだ。

 前回2015年イングランド大会は南アフリカからの大金星を含む3勝を挙げたが、この日の相手のサモアからは2トライにとどまるなど、勝ち点が2及ばず8強入りを逃した。

 ボーナスポイントの意味は誰もが理解している。普段クールなSO田村は「ずっと4トライ、4トライと思っていた。一番欲しかった結果。ベスト8に行きたいかという気持ちを出せたと思う」と声を弾ませた。

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