ラグビーW杯 日本、ラストプレーでしぶとく「勝ち点5」

 気迫のこもったラストプレーで、日本が貴重な「勝ち点5」を手にした。31-19で迎えた後半ロスタイム。スクラム勝負でサモアを押し切ると、最後はSH田中のパスを受けたWTB松島が左隅に走り込み、執念のトライ。4トライで得られるボーナス点を最後の最後につかんだ。

 ナンバー8姫野は「あきらめずやった結果。運よくボールがこっちに転がってきた」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 序盤はサモアの力強いプレーに押されてミスや反則が目立ち、相手のシンビン(一時退場)で数的優位となった時間帯にCTBラファエレが1本目のトライを奪った後も、突き放せなかった。

 それでも選手たちはハーフタイムに反則の多さなど問題点を指摘し合い、後半に3トライと逆襲。モールからのトライを決め、ボール奪取でも力を発揮した姫野は「自分たちは修正能力が高い」と誇った。

 前回2015年大会ではサモアから勝利しながらボーナス点は奪えず、1次リーグ敗退につながった。選手層が厚くなった今回は、後半開始から投入されたフッカー堀江やWTB福岡ら控えに回った選手たちの活躍もあり、4トライを狙いにいく余力が生まれた。ゲームキャプテンを務めたフランカーのラブスカフニは「(登録)23人だけじゃなく、全員が貢献した」と満足そうに話した。(奥村信哉)

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