ラグビーW杯 いざサモア戦へ スタジアム熱気

 愛知・豊田スタジアムで5日午後7時半にキックオフを迎えるラグビー・ワールドカップ(W杯)の日本-サモア戦。スタジアムには試合開始前から多くのファンが集まり、勝利への期待と熱気に包まれた。

 今大会、東京と横浜以外で行われる最後の日本戦ということもあり、最寄りの名鉄豊田市駅からスタジアムまでの道は、試合開始の5時間以上前から桜のジャージー姿の人々で埋まった。

 スタジアムではグッズ売り場に長蛇の列ができ、フェースペイントや仮装をした人も。30年来のラグビーファンだという名古屋市千種区の会社員、鈴木隆之さん(47)は「弱かった日本が、決勝トーナメントまであと一歩のところまで来た。アイルランドに勝った勢いで突き進んでほしい」と興奮した様子で声援を送った。

 豊田市の会社員、逢見競(つよし)さん(48)は、日本代表候補合宿で選手によって考案されたチームソング「ビクトリーロード」を熱唱。アニメ映画「耳をすませば」の主題歌「カントリーロード」の替え歌で、周囲に歌詞カードを配布しながら合唱を呼びかけた。「地元出身の姫野(和樹)にタックルされても倒れない強い走りをみせてほしい。大声援でスタンドを盛り上げたい」と話した。

 一方、サモアを応援する人の姿も。サモアから名古屋大に留学しているルテル・タウバリさん(33)はサモア国旗を手に駆けつけ、「日本はスピーディーなラグビーでとても強いが、なんとか接戦に持ち込んでほしい」と母国にエールを送った。

 スタジアム近くに設けられた「ファンゾーン」にも、会場の熱気を感じながらパブリックビューイングで応援しようとファンが押し寄せ、入場が規制されるほどの盛り上がりをみせた。

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