NO・8姫野、地元・豊田で躍動!サモアに悲鳴上げさせる/ラグビーW杯

 ラグビー・日本代表公式練習(4日、豊田スタジアム)日本が誇るNO・8が凱旋(がいせん)試合での活躍を誓った。5日のサモア戦に先発する姫野和樹(25)は愛知県出身で、現在も同県を本拠地にするトヨタ自動車に所属。慣れ親しんだ場所でロシア戦、アイルランド戦に続いてサモアも撃破し、3連勝をもたらす。

 桜のジャージーをまとっての凱旋試合に興奮を隠せない。前日練習で会場のピッチに立ったNO・8姫野の背筋は、自然と伸びた。

 「地元でプレーできるのはうれしい。お世話になった方に、感謝の気持ちをプレーで表現できたら」

 名古屋市出身。帝京大卒業後も憧れだったトヨタ自動車に入り、愛知に戻ってきた。サモア戦のピッチにはトップリーグでも立っている。陸上用のトラックがなく観客席との距離も近いだけに、生粋の目立ちたがり屋は一層力が入る。

 FWでは3人しかいない2戦連続でのフル出場を果たし、ロシアとの開幕戦(◯30-10)ではチーム内MVPに輝いた。外国選手にも当たり負けしない体の強さを期待され、サモア戦でも先発起用。相手は南洋を代表する巨漢集団だが「フィジカルで負けない自信がある。前に出るのが僕の仕事」と力を込めた。

 サモアの強力FWは平均体重こそ日本を2・5キロ上回るだけだが、PR稲垣は「サイズ感は今まで一番」と警戒する。今週はアイルランド戦前と同様に、8人のFWが10人を相手にスクラムを組み、対策を練ってきた。スクラムで優位に立てば試合の主導権を握れる。持ち前のパワーを存分に発揮する準備は整った。

 「(チームが)苦しいときに、自分がピンチをチャンスに変えられるプレーができれば」

 泥くさいプレーで勝利に貢献してきた姫野が、サモアFWも粉砕する。(菊地峻太朗)

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