パで規定投球回数到達投手わずか6人! 進む分業化、球数抑制も…ネット「『働き方改革』やろw」

 今季のプロ野球もペナントレースが終了。そんななか、ネットで、パ・リーグ投手部門のある個人成績が大きな話題になっている。

 日本野球機構(NPB)公式HPによると、今季のパ・リーグで、規定投球回数(所属球団の試合数=143イニング)に達した投手はわずか6人だった。これは過去最少の1954年と昨季のセ・リーグの8人を下回るもので、2リーグ制後、最少となる数字だ。その顔ぶれは山本由伸(オリックス)、有原航平(日本ハム)、千賀滉大(ソフトバンク)、高橋礼(ソフトバンク)、山岡泰輔(オリックス)、美馬学(楽天)で、優勝した西武と4位のロッテでは1人も規定投球回数に達しなかった。

 先発・中継ぎ・抑えと投手の分業化が進み、故障予防の観点から、ここ数年、球数を抑える傾向が大きな話題となっているプロ野球界。少なかった要因として、菊池雄星(マリナーズ)、西勇輝(阪神)の移籍や、涌井秀章(ロッテ)、岸孝之(楽天)らエース級の不調や故障が考えられるが、この「6人」という結果にネットでもさまざまな意見が上がっている。

 SNSには「最終的に10人は出るだろうと予想していたけれど、まさか6人とはなぁ」「どうなのコレ」という驚きの声が。また「このご時世だし投球回が少なくても評価が落ちることもないだろう。良いのではないか。ただ、相対的にたくさん投げられるのも才能。評価に反映して欲しい」「シーズン中にもツイートしたけど、規定投球回数を時代に合わせて改定すべき!」などの書き込みも見られた。

 投手にとって最高の栄誉とされる「沢村賞」の選考基準の1つに「投球回数200イニング以上」という目安があるが、今季のパ・リーグでは、千賀の180.1イニングが最多。セ・リーグは大野雄大(中日)の177.2イニングが最も多い(セ・リーグの規定投球回数到達者は9人)。

 ネットでは「時代が変わったの一言で終わりじゃないすか?この数年、完投なんてほとんど見たことないし。高校生の球数制限も騒がれてるんだから、規定投球回とか沢村賞とか考え直せば?」という投稿も。また優勝した西武が0だったことに触れながら、「そもそも『先発は長いイニングを投げるべき』と言う常識を疑う必要があるのかも。シーズン登板数リーグ新記録を樹立した救援投手がいて、なおかつ規定投球回到達者が1人もいなかったチームが優勝したことを考えると」と指摘する書き込みもあった。

 一方で今季、最下位ながらも、最多タイとなる2人が規定投球回数に達したオリックスについて「規定投球回達成者が6人しかいないのにそのうち2人がオリックスってすげくね?」と絶賛するツイートも。世の中の流れがプロ野球界にも浸透していることを強調するかのような「『働き方改革』やろこれw」というコメントもあった。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ