サモア封じへ反則禁3カ条!PR稲垣「鍵になる」/ラグビーW杯

 ラグビー・日本代表合宿(2日、東京都内)W杯1次リーグA組第3戦のサモア戦(5日、豊田スタジアム)に向けて、午前中にウエートトレーニングで調整。

 “南洋のパワー番長”サモア封じには規律で勝負する。PR稲垣は「反則をしないことが鍵になる」と、クリーンなプレーで相手を上回ることを意識した。

 5チーム全てが2試合を終えたA組で、日本の総反則数は11と、ロシアと並んで最少。最多がサモアの23だ。反則をするとPGで3点を狙われるか、速攻をされるか、蹴り出されてラインアウトからのモールでトライを狙われるか。いずれにしても相手に流れと攻撃の選択肢を与えてしまう。

 そのためにもまずは安全なタックルがカギを握る。特に今大会は、頭部などへの危険なタックルで出場停止となる例が続出。サモアは2人が日本戦に出場できない。それだけに、日本は再び気を引き締める必要がある。ハンセン守備コーチは「低く入る安全なタックルがベストタックルにつながる」と説明。基礎を徹底し、相手の攻撃の芽を摘む。

 また、レフェリーとの会話も試合では重要な要素を秘める。「アイルランド戦で、もう少しレフェリーとコミュニケーションをとればよかったという反省が残った。次はそこもやります」と稲垣。反則になるか、ならないかの“きわ”を見極めることも重要。FLリーチ主将を中心に、チームで笛の傾向を共有しあうことも求められる。

 いらだたず、冷静にプレーすることも勝利への条件だ。チームには3月の沖縄合宿から、ニュージーランド出身でメンタルトレーニングの専門家、ガルブレイス・コーチが加わった。SH流は「プレッシャーを受け入れて、楽しさに変えるマインドが大事」と前向き思考の重要性を説いた。

 クリーンジャパンがサモアを撃破し、8強に大きく近づく。 (田中浩)

★新潟愛ほとばしる

 新潟県出身の稲垣は、母校の新潟工高のグラウンドを天然芝化するため、約300万円の費用のほぼ全額を寄付。9月初めには記念式典に出席した。スパイクには「NIIGATA」の刺繍(ししゅう)を入れている。「新潟のみなさんにはお世話になっている。恩返しや、新潟代表として頑張っているという意味もある」と郷土愛を口にした。

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