ラグビー日本代表、5日にサモア戦 SH田中「まずは勝つこと」

 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本代表は1日、1次リーグA組第3戦のサモア戦(5日、豊田スタジアム)に向け、都内で練習を行った。

 優勝候補のアイルランドを破る金星を挙げた日本代表。注目度も高まり、「(ニュージーランド代表の)オールブラックスになった気分」とSH田中。だが、話がサモア戦に及ぶと、柔和な笑顔は一変。「自分たちの目的はアイルランドに勝つことでなく、ベスト8に入ること」と、言葉に力を込めた。

 3大会連続のW杯出場。サモアとは、前回の2015年大会でも1次リーグB組で対戦し、26-5で勝ったが、4トライ以上で得られるボーナスポイントは獲得できなかった。

 最終的に3勝1敗で南アフリカ、スコットランドと並びながら、ボーナスポイントの差でB組2位のスコットランドに勝ち点が2及ばず、8強入りはならなかった。

 それだけにトライやボーナスポイントの重要性は身を以て認識しているが、「無理してトライを取りにいく必要はない。トライする力はあるが、まずは勝つことを一番にポイントを取っていきたい」。34歳のベテランらしく、トライにこだわり過ぎてペースを乱し、瓦解(がかい)をもたらす危険性を警戒する。

 今大会はここまでの2試合で途中出場し、指揮官の「ゲームを読む力がある」という信頼に応え、2連勝に貢献している。母国開催の熱狂を肌で感じながら戦えていることに「本当にありがたい」と田中。8強への道筋を冷静に描いている。(五十嵐一)

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