フレーザープライス、出産から復帰4度目V 世界陸上女子100メートル

 陸上の世界選手権第3日は29日、ドーハで行われ、女子の100メートルはシェリーアン・フレーザープライス(ジャマイカ)が今季世界最高の10秒71で2大会ぶり4度目の優勝を果たした。

 女王が世界の舞台に戻ってきた。

 女子100メートル決勝は、髪を虹色にした32歳のフレーザープライスが完勝。序盤から力強く飛び出してリードを奪い、ジャマイカの後輩で16年リオデジャネイロ五輪金メダリストのトンプソンらを寄せつけなかった。

 「昨夜は緊張で眠れなかった。勝ててとても興奮している」。

 前回17年大会は出産のために欠場したため、2大会ぶりの出場だった。「復帰するために一生懸命にやった」。優勝タイムは、7年前にマークした自己記録に100分の1秒と迫る10秒71。今季世界最高だ。

 これで通算の優勝回数を4に伸び、100メートルでは男女を通じて最多に。強さを示した母親スプリンターは息子を抱き抱えて喜びを共有し、「妊娠が分かった時は神経質になった。でも今は息子が私の強さの源、私の希望です」と満足そうだった。(宝田将志)

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