強豪に気後れなし…日本、豊富な対戦経験で「免疫」 ラグビーW杯

 前回2015年大会の南アフリカ撃破に続き、世界を驚かせたアイルランド戦の勝利から一夜。浜松市内で記者会見に臨んだリーチ主将は「勝ちたいというメンタリティーが一番の勝因」と誇らしげに話した。チームはW杯開幕時点で世界ランキング1位の強豪にまったく気後れしなかった。背景にはこの4年間で積み重ねた強豪相手の豊富な対戦経験がある。

 日本は16年6月のスコットランド戦から今月の南ア戦までで、欧州6カ国対抗と南半球4カ国対抗を戦う全10チームと顔を合わせた。いずれも伝統と実力を備える強豪で「ティア1」と格付けされる。日本など2番手勢力の「ティア2」を強化し、世界的な競技普及を狙う国際統括団体の後押しや、W杯開催国での試合経験を求める「ティア1」勢の思惑もあり、過去に例のない豪華なマッチメークが実現した。

 16年からはニュージーランドや豪州などの代表がプレーするスーパーラグビー(SR)に日本チームのサンウルブズで参戦。強豪と日常的に戦う環境で世界トップとの対戦に「免疫」がついた。CTB中村(サントリー)は「試合中に余裕ができた」と振り返った。

 W杯直前の南ア戦でスクラムなどに自信を持てた効果も大きかった。リーチ主将は「とてもいい準備ができた。やってよかった」と成果を口にした。

 (奥村信哉)

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