ラグビーW杯 司令塔の田村「勝つと信じていた」 世界ランク2位の強豪を破る

 ノーサイドの瞬間、抱き合って喜ぶ日本代表。1次リーグA組で最大の強敵となる世界ランク2位のアイルランドを19-12で下したフィフティーンの表情には笑顔が広がった。

 「ゲームプラン通り」とは司令塔の田村。言葉通りに前半17分、33分、39分にPGを決めて前半を9-12で折り返すと、後半にWTB福岡のトライ。そして田村のゴール、さらに後半30分にも再び田村がPGを決めて勝利を呼び込んだ。

 「ワンチーム」を掲げたチーム。その通りに、突進してくる巨体を2人、3人がかりのタックルで止めた。この序盤からの粘り強いディフェンスと、スクラムなどのセットプレーで優位に立てたことが勝因だった。

 自国開催のW杯。田村はロシアとの初戦を勝利で飾った翌日に「緊張して死ぬかと思った」と語った。それほどの重圧がのしかかっていた。その初戦は全体的に序盤は動きが硬く、田村自身もプレースキックを後半の半ばまで4本のうち2本を失敗したが、「一週間勝つと信じて準備してきた」と振り返った通りに、しっかりと復調させた。

 アイルランドのシュミット監督が「(日本の防御を)突破できなかった。ゲームのコントロールという意味で日本が勝っていた」とたたえれば、田村は「まだあと2戦ある。僕らは準々決勝も準決勝も決勝も目指しているので、しっかり喜んで、ちょっと気を引き締めてやっていきたい」と前を向いた。日本代表が目標とする8強進出に大きく前進した。

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