巨人・阿部VS阪神・藤川、オール直球勝負にネット涙「感動した!」「こういうのがあるから野球はやめられへん」

 プロ野球・阪神対巨人が24日、甲子園球場で行われ、九回、今季限りでの現役引退を決めた巨人の阿部慎之助捕手(40)が阪神・守護神の藤川球児投手(39)と対戦。全球真っ直ぐの真剣勝負に多くの野球ファンが涙し、ネットでは「感動した!」「これは泣ける」などのコメントがあふれた。

 阪神5点リードで迎えた九回。藤川の前に、先頭打者として代打・阿部が打席に立った。初球は内角高め148キロで空振り。2球目は149キロが外角高めに外れ、3球目も148キロが高めに浮いてボールとなった。4球目、カウント2-1から阿部が148キロの直球を強振。打球は大きな放物線を描き、右翼ポール際へ本塁打性の大ファウルになった。どよめく甲子園。最後は146キロに阿部が空振り。阿部はヘルメットのつばを触る仕草で、藤川に対し感謝を示した。男と男の真剣勝負に詰めかけたファンも盛大な拍手。阿部も自軍ベンチの前でヘルメットを脱ぎ、大観衆にお辞儀をして応えた。

 SNSには「こういう対戦たまんねぇぇぇ」「やばい、泣きそう」「これは、、、永久保存版。ベースボールって素晴らしッ!!」「気持ちと気持ち…全部ストレートで真っ向勝負してくれてうれしいです」「阿部と藤川の全球直球勝負、字面だけで泣ける」などの書き込みが殺到した。

 G党も「藤川ストレート勝負してくれてありがとうな。そして阪神ファンもありがとう」「巨人ファンの前にプロ野球ファンとして、最高の気分です。阪神ファンの方々もたまらん!」「阪神側のスタンドまで慎之助コールしてて、完全に涙腺が崩壊した、、、巨人ファンでよかった」「あたたかい拍手、虎党さんありがとうございます」などと書き込んだ。

 一方の阪神ファンも甲子園での現役最後の打席となった阿部との勝負にシビれたようだ。ツイッターには「阿部慎之助に全球ストレートは激アツすぎるぞ藤川球児」「一球一球が一振り一振りが噛み締めるようで感動しました。これやから野球は面白い!」「虎党やけどめっちゃ感動した。こういうのがあるから野球はやめられへんのよね」といったコメントが見られた。

 この一打席は他球団のファンの間でも大きな話題となった。竜党は「本当に、良いものを見させていただきました。阿部慎之助、間違いなく最強のキャッチャーの1人でした。その阿部に最大のリスペクトを見せてくれた藤川球児も、最高のピッチャーの1人と思います。2019年、最後に良い対決を見れて良かったです」と投稿。アンチ巨人ファンも「これは素直に二人に拍手を送りたいと思える名勝負でした。ありがとう」と書き込んだ。また少年野球のコーチをしているというユーザーはこの動画を選手に見せるとし、「子供には難しいかもですが何か感じ取ってくれるとうれしいな」と記した。

 試合は阪神が5-0で勝利した。藤川はセーブがつかない場面での登板だったが、九回のG打線を3者連続三振で圧倒。この勝ちで、阪神はクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性をつないだ。

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